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特定小型原付で違反したらどうなる?電動モビリティの法律を知らないとこんなにヤバい!

電動バイク

はじめに

電動キックボードや電動スクーターなどの特定小型原付は、2023年7月から新たな交通ルールが適用され、免許不要で乗れるようになりました。しかし、その一方で、法律を理解せずに違反行為を繰り返すユーザーも増えています。この記事では、特定小型原付で違反した場合の事例や罰則について紹介します。

法律違反逮捕者が増加中

警視庁の発表によると、電動キックボードの法律違反逮捕者は2022年には前年比119.2%増の1,058人に上りました。違反内容は、無免許運転、無灯火運転、歩道通行、酒気帯び運転などです。

法律や制度をしっかり理解していないための違反逮捕者

電動キックボードの法律違反逮捕者には、法律や制度をしっかり理解していないために違反を犯してしまうケースが多くあります。具体的な事例としては、以下のようなものが挙げられます。

特定小型原付の定義と特徴、そして普通の自転車やオートバイとの違い

特定小型原付とは、以下の条件を満たす原動機付自転車のことです。

  • 最高速度が時速20キロメートル以下
  • 車両重量が30キログラム以下
  • 車体寸法が全長1.2メートル以下、全幅0.6メートル以下、全高1メートル以下
  • 原動機の排気量が50立方センチメートル以下(電動機の場合は定格出力が0.6キロワット以下)

参照;特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)に関する交通ルール等について

これらの条件を満たす電動キックボードや電動スクーターなどは、特定小型原付に分類されます。特定小型原付は、普通の自転車やオートバイとは異なる扱いを受けます。例えば、

  • 免許不要:特定小型原付を運転するには、原付免許や普通免許などの免許は必要ありません。ただし、16歳未満の者は運転できません。
  • 車検不要:特定小型原付は、車検の対象ではありません。ただし、安全基準に適合していることが必要です。
  • 保険加入義務:特定小型原付は、自賠責保険や任意保険に加入することが義務付けられています。保険料は年間約1万円から2万円程度です。
  • ヘルメット努力義務:特定小型原付を運転する際は、ヘルメットを着用する事をおすすめいたします。ヘルメットは安全基準に適合したものがいいです。
  • 駐輪禁止:特定小型原付は、自転車と同じく道路上や歩道上に駐輪することが禁止されています。駐輪場所は指定された場所や私有地に限られます。

これらのルールや規制を守らないと、法律違反となります。では、具体的にどんな罰則や結果があるのでしょうか?

特定小型原付で法律を違反した場合の罰則や結果

特定小型原付で法律を違反した場合、以下のような罰則や結果があります。

  • 免許不要でも16歳未満は運転禁止:16歳未満の者が特定小型原付を運転した場合、道路交通法違反となります。罰金は5万円以下、または拘留又は科料となります。また、親権者や保護者も、監督義務を怠ったとして罰せられることがあります。
  • 保険未加入は重大な違反:特定小型原付で保険に加入していない場合、道路交通法違反となります。罰金は50万円以下、または懲役1年以下となります。また、事故を起こした場合、自己責任で賠償しなければなりません。賠償額は数千万円にもなることがあります。
  • 駐輪禁止は迷惑行為:特定小型原付を道路上や歩道上に駐輪した場合、道路交通法違反となります。罰金は3万円以下、または科料となります。また、駐輪した特定小型原付は、警察や自治体によって撤去されることがあります。撤去された場合、返還されるまでに時間がかかったり、返還料や保管料を支払わなければならなかったりします。
  • 速度制限や信号遵守は基本中の基本:特定小型原付の速度制限は時速20キロメートルです。これを超えて走行した場合、道路交通法違反となります。罰金は5万円以下、または拘留又は科料となります。また、信号無視や一時停止無視などの交通ルールを守らない場合も同様です。これらの違反行為は、事故や怪我の原因にもなります。

参照;特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)に関する交通ルール等について

これらの罰則や結果は、決して軽視できるものではありません。特に保険未加入やヘルメット未着用は、自分だけでなく他人にも大きな被害を与える可能性があります。では、実際に特定小型原付で違反や逮捕された事例はどのようなものがあるのでしょうか?

特定小型原付で違反や逮捕された実際の事例

特定小型原付で違反や逮捕された事例は、以下のようなものがあります。

・2023年8月、東京都内で15歳の少年が電動キックボードを運転していたところを警察に発見されました。少年は免許不要だから大丈夫だと思っていたそうですが、16歳未満の者が特定小型原付を運転することは禁止されています。【免許不要でも16歳未満は運転禁止】※Yahoo!ニュース “16歳未満禁止”の電動キックボードに15歳少年らが乗車…シェアリングサービス会社が申告、警察が捜査

2023年9月9日、東京都豊島区東池袋で、○○容疑者(23)が電動キックボードで歩行者の女性(60代)をひき逃げし、肋骨骨折などの重傷を負わせたとして、警視庁池袋署は同日、道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで○○容疑者を再逮捕した。○○容疑者は、レンタルした電動キックボードを運転中、商業施設から出てきた女性と衝突。現場に残っていた目撃者の通報で、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。○○容疑者は「当たってはいないが、女性が転倒したのは私が原因だと思う」と容疑を一部否認している。なお、○○容疑者が乗っていた電動キックボードは歩道を走行できない機種だった。※9月11日 産経新聞 THE SANKEI NEWS  「電動キックボードでひき逃げ 女を再逮捕 警視庁」より)

・電動キックボードで歩行者に衝突し、けがを負わせながら逃走したとして、警視庁は9日、無職の女(23)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。7月1日施行の改正道交法で、電動キックボードは、最高速度が時速6キロ以下に制御されていれば、自転車通行可の歩道の走行が可能になった。ただ、女が事故当時運転していた車体の最高速度は同20キロで、速度は「10キロより出ていた」と女は話しているという。※9.11朝日新聞デジタル 電動キックボードでひき逃げ容疑、23歳女を逮捕 歩道を走行中に【速度制限や信号遵守は基本中の基本】

参照リンク

警察庁}電動キックボードに関連する交通違反・事故の発生状況

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所

東京新聞 TOKYO web

これらの事例は、特定小型原付で法律を違反するとどれだけ危険なことかを示しています。特定小型原付は免許不要や車検不要などのメリットがありますが、それだけではなく、法律や交通ルールもしっかりと守らなければなりません。では、特定小型原付を安全かつ法的に乗る方法や注意点はどのようなものがあるのでしょうか?

特定小型原付を安全かつ法的に乗る方法や注意点

特定小型原付を安全かつ法的に乗る方法や注意点は以下のようなものがあります。

性能や状態の確認:特定小型原付は車検不要ですが、安全基準に適合していることが必要です。特定小型原付の性能や状態は定期的に確認し、必要に応じて修理や交換を行いましょう。特にブレーキやライトなどの安全装置は重要です。

保護具の着用:特定小型原付を運転する際は、ヘルメットを着用することが義務付けられています。ヘルメットは安全基準に適合したものでなければなりません。また、ヘルメットだけでなく、手袋やジャケットなどの保護具も着用することがおすすめです。これらの保護具は、事故や怪我の予防や軽減に役立ちます。

交通ルールの遵守:特定小型原付は、自転車と同じく道路交通法の規制を受けます。速度制限や信号遵守などの基本的な交通ルールはもちろん、特定小型原付に関する特別なルールも守りましょう。

特定小型原付は、自転車と同じく車道を走行しなければなりません。歩道を走行することは禁止されています。

特定小型原付は、自転車と同じく右側通行しなければなりません。左側通行することは禁止されています。

特定小型原付は、自転車と同じく二人乗りや荷物の積載をしないようにしましょう。これらの行為は安全性を低下させるだけでなく、罰則の対象にもなります。

特定小型原付は、便利で楽しい電動モビリティですが、それゆえに法律を無視してしまうと大きなトラブルになりかねません。特定小型原付を利用する場合は、必ず法律や交通ルールを理解し、安全に注意して運転しましょう。

まとめ

電動キックボードの利用者が増加する中、法律違反逮捕者も増加しています。法律や制度をしっかり理解せずに運転すると、違反や事故につながる可能性があります。電動キックボードを安全に運転するためには、法律を遵守することが大切です。

特定小型原付は、便利で楽しい電動モビリティですが、それゆえに法律を無視してしまうと大きなトラブルになりかねません。特定小型原付を利用する場合は、必ず法律や交通ルールを理解し、安全に注意して運転しましょう。

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