はじめに
こんにちは、この記事では、特定小型原付のナンバープレート申請方法についてご紹介します。
特定小型原付とは、2023年7月1日から施行された道路交通法の一部改正によって誕生した、免許不要で公道や歩道を走れる電動キックボードのことです。自転車と原付バイクの中間のような存在で、便利でエコな移動手段として注目されています。
しかし、特定小型原付を所有するには、市町村にナンバープレートの交付申請を行い、見やすい場所にプレートを取り付ける必要があります。
また、毎年4月1日時点で所有している場合は、軽自動車税(種別割)を納付する必要もあります。この記事では、特定小型原付のナンバープレート申請方法や注意点、税金の支払い方法などを詳しく解説していきます。特定小型原付に興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。
特定小型原付のナンバープレート申請方法
特定小型原付のナンバープレート申請方法は、以下の通りです。
ナンバープレート 申請先
- 申請先は、所有者が住所を有する市町村(特別区を含む)です。
- 申請窓口は、各総合支所区民課窓口サービス係(芝地区は相談担当)及び台場分室です。
- 申請時間は、各市町村によって異なりますが、一般的には平日の午前9時から午後5時までです。
- 申請手数料は、各市町村によって異なりますが、一般的には500円から1,000円程度です。
ナンバー申請 必要書類
- 軽自動車税(種別割)申告書兼標識交付申請書:市町村から配布される用紙に必要事項を記入します。
- 販売証明書等:対象車両の要件を満たすことがわかる書類として、販売証明書・カタログ・型式認定番号標・性能等確認実施機関による性能等確認シール等があります。
- 標識交付証明書:既に従来の原動機付自転車のナンバープレートを交付されている場合は、その証明書を提出します。ない場合は、手続の際に申出てください。
- 既存のナンバープレート:既に従来の原動機付自転車のナンバープレートを交付されている場合は、そのプレートを返却します。
- 届出者の本人確認書類:マイナンバーカード・免許証・社員証(販売店の社員の場合)等があります。
ナンバープレート 申請手順
- 必要書類を揃えて、申請先の市町村に持参します。
- 申請窓口で書類の確認や手数料の支払いを行います。
- ナンバープレートを交付されます。ナンバープレートは、特定小型原付に必要な保安部品が装着されていることを示すもので、車体の見やすいところに取り付ける必要があります。
- 令和6年4月1日以降は、毎年4月1日時点で所有している場合は、軽自動車税(種別割)を納付する必要があります。納付方法は、各市町村によって異なりますが、一般的には納税通知書が送付されるので、指定された期限内に指定された方法で支払います。
特定小型原付のナンバープレート申請の注意点
特定小型原付のナンバープレート申請には、以下のような注意点があります。
保安基準への適合
- 特定小型原付は、道路運送車両の保安基準に適合するものでなければ、運行の用に供してはならないこととされています。
- 保安基準への適合は、性能等確認済シール等が付けられていることで判断できます。性能等確認済シール等がない場合は、購入前に販売店に確認してください。
- 令和6年12月22日までの間は、最高速度表示灯の取付けが猶予されていますが、令和6年12月22日以降は必ず取り付ける必要があります。
自賠責保険(共済)への加入
- 特定小型原付は、自動車損害賠償責任共済(自賠責)への加入が義務付けられています。
- 自賠責への加入は、ナンバープレート交付時に同時に行われます。加入料は一括で納めるか分割払いするかを選べます。
- 自賠責への加入期間は3年間です。更新時には更新通知書が送付されるので、指定された期限内に指定された方法で更新手続きを行います。
交通ルールや法律の遵守
- 特定小型原付は、道路交通法や道路運送車両法などの交通ルールや法律を守らなければなりません。
- 交通ルールや法律に違反した場合は、罰則があります。例えば、飲酒運転や放置違反は、6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられます。
- 交通ルールや法律を守るためには、以下のようなことに注意しましょう。
- ヘルメットの着用は努力義務ですが、事故の際には重大な怪我のリスクがあるので、必ず着用しましょう。
- 一般公道では車道や自転車専用通行帯を走行しましょう。歩道走行モードを備えた特例特定小型原付は、「普通自転車等及び歩行者等専用」の標識がある歩道でも走行可能ですが、歩行者優先で一時停止する必要があります。
- 高速道路や自動車専用道路は走行禁止です。走行した場合は、3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金に処せられます。
- 赤信号や一時停止標識などの交通信号や標識には従いましょう。無視した場合は、6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられます。
まとめ
この記事では、特定小型原付のナンバープレート申請方法についてご紹介しました。特定小型原付とは、免許不要で公道や歩道を走れる電動キックボードのことで、便利でエコな移動手段として注目されています。しかし、特定小型原付を所有するには、市町村にナンバープレートの交付申請を行い、見やすい場所にプレートを取り付ける必要があります。
また、毎年4月1日時点で所有している場合は、軽自動車税(種別割)を納付する必要もあります。さらに、保安基準への適合や自賠責への加入、交通ルールや法律の遵守なども忘れずに行いましょう。特定小型原付で安全で快適な移動を楽しみましょう。
以上、【特定小型原付のナンバープレート申請方法】免許不要で公道歩道OKの電動キックボードという記事をお届けしました。この記事が参考になったら嬉しいです。ありがとうございました。
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